もしある日、セックスで射精できなくなってしまったら、あなたはどのように対処しますか？
EDなら勃起薬がありますが、遅漏や膣内射精障害の場合、対処法を知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、遅漏と膣内射精障害への、適切な対処法を紹介します。

遅漏の定義

遅漏とは、セックスでの射精が本人の意図よりも遅い状態です。
一方、 膣内射精障害とは、セックスでの射精が困難な状態を指します。

医学的に明確な定義はありませんが、射精の遅さや困難さに困っていれば遅漏や膣内射精障害に該当する、と考えられます。

理想の挿入時間

では、挿入時間が何分以上だと遅漏なのでしょうか。
これも明確な基準はありませんが、男性と女性（パートナー）のどちらか一方でも、挿入時間の長さに困っていたり、ストレスを感じていれば、それは改善対象と言えるでしょう。

ちなみに2017年の調査では、女性の理想の挿入時間は平均9.7分でした。

挿入時間の好みは人それぞれですが、女性の好みは意外と短いのかもしれません。
「長い方が良い！」と考えている男性は、一度自分の挿入時間を振り返ってみましょう。

遅漏の原因

遅漏には、主に二つの原因があります。
一つ目は不適切なマスターベーション（約7割）、二つ目は心理的な問題（約3割）です。

不適切なマスターベーション

不適切なマスターベーションには、強グリップや脚ピン、床オナなどが挙げられます。
これらは膣で得られる刺激とかけ離れているため、慣れてしまうと腟内で快感が得られず、射精が難しくなってしまいます。

また、過激なアダルトコンテンツをオカズにすることも、実際のセックスでの興奮度を低下させ、遅漏や膣内射精障害に繋がります。

ですので、遅漏と膣内射精障害の対策の第一歩は、これらの「不適切なマスターベーションをしないこと」です。

＜不適切なマスターベーションについて詳しくはこちら＞

適切なマスターベーション

逆に適切なマスターベーションは、以下の方法です。

不適切なマスターベーションも “たまに” ならOKですが、上記の適切な方法でも射精できる状態は維持していきましょう。

＜適切なマスターベーションについて詳しくはこちら＞

遅漏・膣内射精障害対策の選択肢

EDや早漏と異なり、遅漏と膣内射精障害には治療薬はありません。

現在用いられている対策方法は、遅漏トレーニングです。
遅漏トレーニングは、（１）段階トレーニング、（２）腰振りトレーニング、（３）維持トレーニング、の3ステップで構成されています。

（１）段階トレーニング

最初は、適切な（弱い）刺激でも射精できる感覚を身に着ける必要があります。

このトレーニングには、『MEN’S TRAINING CUP -フィニッシュトレーニング-』（以下MTC）がおすすめです。

（２）腰振りトレーニング

（１）段階トレーニングを完了しても、まだ射精が難しい場合、腰の振り方に課題がある可能性があります。
その場合は、実際のセックスのように腰を振りながら射精に慣れるトレーニングが必要です。

腰振りトレーニングでも、MTCの使用がおすすめです。
また、繰り返し使える『TIMING TRAINER -フィニッシュ-』（以下TTF）でも良いでしょう。

MTCやTTFは、専用の腰振り器具『TRAINING TETRA』に装着して、安定して腰を触れます。
腰振りトレーニングは遅漏・膣内射精障害の対策だけでなく、腰振りが上手くなりたい方にもおすすめです。

（３）維持トレーニング

遅漏や膣内射精障害は、一度良くなっても不適切なマスターベーションに戻ると、また射精が遅くなってしまいます。

不適切なマスターベーションも “たまに” ならOKですが、弱い刺激でも射精できるようにしておきましょう。

そのために、MTC05（一番弱いタイプ）やTTFで、週1回以上マスターベーションし、状態の維持に努めましょう。

お届けも安心な3つのポイント

遅漏や膣内射精障害はトレーニングで対策可能

今回は遅漏と膣内射精障害の基礎知識を紹介しました。

遅漏は、男女双方の性生活の質を低下させます。

男性は「挿入は長い方が良い」と思い込んでいる人も多いので、まずは一度、相手と挿入時間の希望をすり合わせられると良いでしょう。

セックスはコミュニケーション！
パートナーと二人で、満足できるセックスを目指してください。