みんなが選ぶTENGA 寝る前編

みんなが選ぶTENGA 寝る前編












月刊TENGAアーカイブより、
睡眠と性の関係についてご紹介いたします!

※20~40代の男女600名を対象


点数算出方法
それぞれの選択肢について、最も寝付きが良くなったと思うものを「5」として合計点を算出。
それを回答者数で割った得点。

かなり眠りやすい…5点 / 眠りやすい…4点 / やや眠りやすい…3点
眠りやすくない…2点 / 全く眠りやすくない…1点

調査主体:TENGA/調査期間:2019年10月28日~10月29日/調査方法:インターネット調査
マスターベーションをしたことがある 20代男女各100名、40代男女各100名の計600名を対象にアンケート



実際に「睡眠」と「性」に関係はあるのでしょうか。
薬に依存しない心の医療を展開する「BESLI CLINIC」で、ホルモンをベースに睡眠とストレスを始め、身体と心にアプローチする診療を行っている医師、田中奏多先生に「睡眠」と「性」の関係についてお伺いしました。

一般的に寝つきをよくするとされるマッサージ等の行為と、マスターベーションの違いは、「性的快楽(オルガズム)」を感じるかどうかです。

マスターベーションで 「性的快楽(オルガズム)」を感じると脳内に「オキシトシン」と「エンドルフィン」という2つのホルモンが分泌 されます。
「オキシトシン」はストレス軽減などの作用から、別名「幸せを呼ぶホルモン」と呼ばれています。さらに睡眠ホルモン「メラトニン」のもとである「セロトニン」の分泌を促す効果があり、結果的に「メラトニン」の分泌量も増えるため、 睡眠を支えてくれます。

また、「エンドルフィン」には、強力な鎮痛・鎮静作用があり、その効果はモルヒネの6.5倍の鎮静作用を発揮するとされています。
この2つのホルモンにより、強力な鎮静が得られ「マスターベーションで寝付きが良くなる」と回答した人が多かったのかもしれません。


田中 奏多 先生
BESLI CLINIC COO(Chief Operating Officer)
福島県立医科大学卒業
マサチューセッツ大学MBAコース在学
2014年BESLI CLINIC~Better Sleep, Better Life~を共同開設し、不妊治療の現場にいた経験から生理前の不調や妊活中のホルモン不調等に関わる「薬に頼らない心の治療」を行っている。
※参考文献|月刊TENGA 2019.12.2 第十九号より